■上司の心得、部下の心得■923号【成長したければできないことをやる!!】(上司編)

0

    この記事は、メールマガジン『上司の心得、部下の心得』にて発信したものです。 

     

    1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。 
    毎週水曜日12:30に配信しております。 

    ご興味のある方は、こちらから登録して下さい。

     

     

    人には理屈を越えた、感情があります。

     

    ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変われます。

    ちょっとした心遣いで、人は大きく変わります。

     

    ●今回のテーマは●(本文は約5分で読めます)

     

    【成長したければできないことをやる!!】(上司編)

     

    ◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2024.2.14>─

     

    上司の心得、部下の心得  ◆ 923号 ◆

     

    ────────────────────────────────◆○◆

     

    こんにちは。

    組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!

    活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。

     

    今回のテーマである

    「成長したければできないことをやる!!」

     

    つまり、チャレンジすると言うことなんですが、

    当たり前と言えば当たり前のことです。

     

    しかし、職場においてこの“チャレンジ”と“業務”

    思考が矛盾してしまうんですよね。

     

    今週も最後まで、お付き合いください。

     

     

    ご指摘・ご意見・ご要望・ご感想などお気軽にお寄せください。

     

     E-mail: info@nksouken.com

     

     

    【Webセミナー(有料版)】

    https://shop.deliveru.jp/nksouken/?__ac=5qvVypn-6uJZs

     

    【書籍】

    『社員の能力を120%引き出す研修講師32選』

     ご購入はこちら(amazon)⇒ https://amzn.to/3ZAmpHL

     

    「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」

     〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜

     代表 瀬川裕之 著  経営者、管理者向け

     ご購入はこちら(amazon)⇒ https://amzn.to/3rzjsKM

     

    職場風土診断アンケート

    働き方改革のために真の現状把握を!!
    社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
     ⇒ http://www.nksouken.com/investigate.html

     

    ────────────────────────────────◆○◆

     

    さて、今回のテーマは

    【成長したければできないことをやる】(上司編)

    をお送りします。

     

    “成長したければできないことをやる!!”

     

    当たり前と言えば当たり前です。

     

    できることをできるようにやっても成長はありません。

     

    「繰り返すことで成長するのでは?」

     

    と思った方もいるかもしれません。

     

    確かに繰り返し行うことで成長します。

     

    それは言い換えれば、

    “できるようになるまで”

    “もっとうまく、もっと早くできるようになるまで”

    繰り返すと言うことです。

     

    つまり、できないこと、今はまだレベルが低いことを

    繰り返しやることで人は成長していきます。

     

    逆に一度でできることの方が少ないです。

     

    つまり、失敗する。

    もしくは、思った通りには行かないと言うことです。

     

    例えば、同じ業務であっても人によってレベル差があります。

    それは正確性であったり、生産性(スピード)であったり。

     

    初めは誰でもレベル0です。

     

    何もできない状態です。

     

    多くの人はこれをチャレンジと考えています。

     

    もちろん、私もそう思います。

    全く未知の世界に挑戦する。

     

    それがチャレンジ。

     

    新人さんは全てがチャレンジです。

     

    そして、そんなチャレンジという言葉を

    多くの会社で社訓やフィロソフィーに掲げています。

     

    「人がやらないことにチャレンジする」

    「チャレンジ精神を持つ」

    「チャレンジを続けていきます」

     

    などなど、HPなどを見ると

    書かれていない企業の方が少ないのではないでしょうか。

     

    しかし、実際にそんな企業にお伺いすると、

    少し雰囲気が違います。

     

    言葉では、”チャレンジ“と言っていますが、

    実際の業務の中にはチャレンジの余地はありません。

     

    「できるのか?」

    「大丈夫なのか?」

    「根拠はあるのか?」

     

    可能性を確認する言葉が並びます。

     

    常に結果を求められれば

    思い切ったチャレンジはできません。

     

    管理職の方もそんな状態に矛盾を感じながらも

    今月、半期、今期の結果を出すために精一杯頑張っているのが実情です。

     

    しかし、目標が高くなるということは、それ自体がチャレンジです。

     

    今までのやり方では結果が出ないのです。

    しかし、失敗は許されない。

     

    そんな思いがブレーキを掛けます。

     

    現状を否定するには本当に勇気が必要です。

     

     

    そこで、もう一つのチャレンジです。

     

    先ほどは、レベル0

     

    つまり、何もできない状態に挑むことでしたが、

    レベルを上げていくことも考え方によってはチャレンジです。

     

    新人さんはレベル0からスタートですから、

    ほとんどの業務はチャレンジです。

     

    しかし、3年も経てば仕事にも慣れてきます。

    すると、チャレンジすることが少なくなります。

     

    組織的には「やっと戦力になってくれた」

    そんな状態です。

     

    しかし、熟練者やベテラン社員に比べれば

    レベル的には成長余地はまだまだあります。

     

    つまり、普段の業務であっても、

    チャレンジすることはできるんです。

     

    レベル1からレベル2にチャレンジできます。

     

     

    すると、

    「仕事を続け行けばレベルアップするし、

    そんな事は当たり前ではないですか?」

     

    「そんなことをチャレンジとは言えません」

     

    そんな風に思うかもしれません。

     

    確かに継続することで習熟度は上がり、

    仕事としてもレベルは上がっていきます。

     

    そうなってもらわなければ困ります。

    当たり前に考えてしまうことです。

     

     

    しかし、

    “成り行きで、できるようになる”

    のと、

    “目標を持ってできるようになる”。

     

     

    この差がどれだけ大きいかは想像できるはずです。

     

    さらに、お互いがチャレンジという認識を持つと

    失敗に対しての認識も変わります。

     

    なぜなら、チャレンジに失敗はつきものだからです。

    すると、見守る必要が出てきます。

     

    部下への見方が変わるんです。

     

    今、多くの企業が人手不足と言われ、

    現場は高い負荷状態が続いています。

     

    ムリな状態が続きながらも、

    結果を出すには失敗は許されません。

     

    失敗することが大きなロスに繋がるからです。

    その思考がしっかりと組織内に共有されています。

     

    しかし、失敗(ミス)がゼロになることはありません。

    高い負荷が続けばなおさらのことです。

     

    すると、“失敗を隠す”と言うことが起こってしまいます。

     

    それが、不正やデータ改ざんに繋がっている例もあります。

     

    高い負荷状態の業務は

    これまでの業務からのレベルアップであり立派なチャレンジです。

     

    成長なくして達成することはできません。

     

    できなかったことをやろうとしているのです。

    もちろん、その分リスクも増えます。

     

    “チャレンジだけど失敗は許さない!!”

     

    この矛盾が思考の歪みを生みます。

     

     

    その矛盾の尻拭いをしているのが、

    “プレイングマネージャー”

    つまり、管理職のプレイヤー化です。

     

     

    “私たちは常にチャレンジしている!!”

     

     

    そう考えると、見方も考え方も変わり、

    組織マネジメントの重要性も増してきます。

     

    常に成長を意識することができます。

     

    もちろん、ゼロからのチャレンジも必要です。

     

    しかし、普段のチャレンジを見逃すと、

    部下の頑張りを評価できなくなってしまいます。

     

    マネジメントも管理ばかりになってしまい、

    ムリを当たり前に強いてしまうことになります。

     

    普通にできる事をやっているわけではないはずです。

     

     

    “私たちは常にチャレンジしている!!”

     

     

    だからこそ、そのシナリオを考え、進捗を見守り、より良い結果に導くための

    組織マネジメントが重要なのです。

     

    組織マネジメントのレベルをアップする。

    つまり、組織マネジメントにしっかりとチャレンジしてください。

     

    まだまだやれることも、

    成長余地もあるはずです。(^^)

     

     

    今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!

     

     

     

    ◆今回の心得◆

     

    組織マネジメントにしっかりチャレンジする!!

     

     

    【書籍】

    『社員の能力を120%引き出す研修講師32選』

     ご購入はこちら(amazon)⇒ https://amzn.to/3ZAmpHL

     

    【書籍】

    「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」

     〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜

     代表 瀬川裕之 著  経営者、管理者向け

     ご購入はこちら(amazon)⇒ https://amzn.to/3rzjsKM

     

    職場風土診断アンケート

    働き方改革のために真の現状把握を!!
    社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
     ⇒ http://www.nksouken.com/investigate.html

     

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

    【編集後記】

     

    好きな時に好きな場所で自己啓発ができるWebセミナー(録画版)

     

    「職場の心理学シリーズ」に新たなテーマが加わりました。

    今回は管理職だけでなく一般職の方にもぜひ。

     

    【伝え方講座】論理的に話しても伝わらない理由

    〜 論理思考の落とし穴〜 (管理職/一般職 共通)

    https://shop.deliveru.jp/skill-in-business/communication/ivqdeoec/?__ac=5qvVypn-6uJZs

     

    そろそろ本気でプレイングマネージャーをやめませんか?

    〜本当に仕方がないのですか!?〜(管理職向け)

    https://shop.deliveru.jp/management/business-improvement/iveup3qc/?__ac=5qvVypn-6uJZs

     

    他のセミナーはこちら

    https://shop.deliveru.jp/nksouken/?__ac=5qvVypn-6uJZs

     

    まだまだ能力が眠っています。

    思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)

     

     

    今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

    今週も笑顔の一週間でありますように!!

     

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

     

    JUGEMテーマ:ビジネス



    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    【書籍の紹介】

    「当たり前のレベルを上げれば組織は必ず強くなる」

    NK総研 代表 瀬川裕之著

    詳しくはこちら

    書籍「当たり前のレベルを上げれば組織は必ず強くなる」

    ご購入はこちらから〈amazon〉

    【書籍の紹介】

    「社員の能力を120%引き出す研修講師32選」

    詳しくはこちら



    ご購入はこちらから〈amazon〉

    【メールマガジン】

    facebook

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • ■上司の心得、部下の心得■574号【自信がないとダメなのか!?】(部下編)
      瀬川裕之
    • ■上司の心得、部下の心得■574号【自信がないとダメなのか!?】(部下編)
      名無し

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM