■上司の心得、部下の心得■538号【誰もが上を見ている!!】(上司編)
この記事は、メールマガジン『上司の心得、部下の心得』にて発信したものです。
1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。
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人には理屈を越えた、感情があります。
ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。
ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。
●今回のテーマは●(今回のテーマは約3分で読めます)
【誰もが上を見ている!!】(上司編)
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上司の心得、部下の心得 ◆ 538号 ◆
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こんにちは、
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
リオオリンピックが始まり、寝不足の方もおおいでしょう^^
開会前には競技場や選手村の準備不足が騒がれていましたが、
何とか形にはなっているようです。
日本では考えられないと言う人も多いですが、
日本でも誘致決定からすぐに予算が数倍に膨れ上がる予測が出ています。
不透明な予算検証がまかり通ることも考えられないことです。
昨日、小池さんと森さんの会談が行われていましたが、
体裁に気を取られて、本質を見失ってはいけませんね^^;
今週も最後まで、お付き合いください。
活力のある組織は強い!!『活き活き組織構築プロジェクト』
⇒ http://www.nksouken.com/iskp.html
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さて、今週は「誰もが上を見ている!!上司編をお送りします。
“子どもは親の背中を見て育つ”と言います。
会社においては、
“部下は上司の背中を見て態度を決める”
といっても言い過ぎではないでしょう。
人は無意識に自分に対して影響力を持つ人に注意を向けます。
さらに興味があれば注目しますし、尊敬すれば真似もします。
いろいろな場面で上司の背中を見ています。
そこで上司として重要になってくるのが、
“どこを見て”、“何を見ている”かと言うことです。
上司の視点が部下の業務態度に大きく影響を与えています。
上手く回っていない組織をみると、
共通した上司の見方が見えてきます。
それが、
“上の人の態度を見て、下は結果しか見ていない“
そんな組織は、仮に業績が出ていても、個人の力に依存していることが多く、
組織力も成長力も感じません。
現場は不満を抱えながら、何とか仕事をしているような感じです。
真面目な部下がいて助かっているだけと言うような状態です。
初めに言ったように、
人は影響力のある人に目を向けるのは本能です。
だからこそ、意識しなければ見えないものが出てきます。
それが、下からの視線であり、声です。
こう言うと必ず
「私は部下たちの意見を聞いています」
と言う方がいます。
しかし、それは上辺だけで組織運営を行う上で
とても満足できる情報ではないことがほとんどです。
ここで謙虚になれるかどうかが、
本当の声を聞けるかどうかの差になってきます。
部下たちは常にあなたを見ています。
上司としての仕事振りはもちろんですが、あなたの発言、表情、態度、細かな振る舞いまで、
見ようとしなくても本能が見ています。
そこで、特に気を付けてほしいのが、
“人を言葉だけで動かそうとすると、力に頼ることになる”
と言うことです。
会社に与えられた立場(地位)で部下を動かしても本当の組織力は発揮できません。
ただ集団になって仕事を行うだけと言うようなメリットでは、
もはや世界で勝ち残ることは難しくなってきました。
それぞれが有機的に機能するような
組織を目指さなければ強い組織にはなれないのです。
その為には、普段から“背中でしっかりと語ること”が大切です。
あなたの覚悟が背中から滲み出ています。
あなたの持つ責任感、やりぬくと言う強い意志が背中に表れます。
人は不安や疑問を抱えたままでは、十分な能力を発揮することはできません。
あなたの背中を見て部下は安心できますか?
あなたは見られていると言うことをもっと意識して下さい。
背中は言葉以上に語っていますよ^^
今週はここまで!!
◆今回の心得◆
上司の背中が組織のカラーになる!!
活力のある組織は強い!!
『活き活き組織構築プロジェクト(活プロ)』
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【編集後記】
アメリカに住む友達は毎年夏に日本に来ていたのですが、
ここ数年夏には来なくなってしまいました。
「日本の夏は暑い上に、湿度が高くて耐えられない!!」
これが理由なのですが、
確かに今の暑さは私たちが子どもの頃とは違いますよね。
朝から暑いですし、夕方も涼しくはないですし・・・、
日本の生活習慣も環境変化に対応していかなければなりませんね^^;
今週も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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JUGEMテーマ:ビジネス
- 2016.08.10 Wednesday
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- by NK総研/瀬川裕之