社内コミュニケーションが良くならない理由 パート7

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    社内コミュニケーションが良くならない理由 パート7は、
    『分かったつもりになる!!』です。

    パート6では、“当たり前レベル”の話をしました。

    そんな、当たり前の中に、
    分かって当然と言うことがあります。

    分かったつもりになる要因は大きく分けると、2つあります。



    1つ目は、言葉の意味がズレているのに気が付かないことです。


    仕事をする中で、いろいろな言葉出てきます。

    例えば、“コスト”と言う単語一つとっても、

    コストダウン、
    コスト削減、
    コストパフォーマンス、
    ランニングコスト、
    イニシャルコスト、
    物流コスト・・・

    いろいろな場面で使われます。

    例えば、ここで、
    「コストとはどういう意味ですか?」

    と聞かれたら、それなりに説明することはできるでしょう。
    しかし、全員が同じように説明できるかと言うと怪しいと思います。

    簡単な言葉ですが、解釈に誤差が潜在し、
    それが、コミュニケーションのズレになっていきます。


    その他にも、
    企業にお伺いすると、「品質」と言葉がよく出てきます。


    ちょっと意地悪ですが、

    「品質って何ですか?」

    と訊かれたら、あなたはどう答えますか。

    この質問に、しっかりと答えられる人はあまり多くはありません。
    仮に答えられても、それが全員が同じように認識していることは皆無です。

    部署が違えば、その差はさらに大きくなります。

    しかし、「品質」という言葉は日常何の違和感もなく使われています。


    日頃使っている言葉でも、ちょっとした解釈のズレが
    後に大きな誤解となることもすくなくありません。

    意識してみると意外と多くの言葉でズレがあります。
    簡単な言葉ほど怪しいですね・・・。




    2つ目は、あいまいな言葉に気が付かないことです。


    身近な言葉で言うと、

    「○○が不足している」

    “不足している”は足りないと言う意味ですが、
    非常に主観的なものです。

    客観的にはどうなったら不足なのか
    非常にあいまいです。

    「あ〜不足しているのね!!」

    違和感なく理解することはできます。

    しかし、実際に現場に行くと、まだまだ余裕があったり、
    逆に不足も不足、すぐに対応しなければならない、
    などということもあります。


    会議の場面などでも、

    「徹底的に行ないます!!」

    「限界までチャレンジします!!」

    などと言う、決意に満ち溢れた言葉がよく聞かれます。
    ですが、中身はまったく分かりません。

    どう徹底的なのか。
    限界とはどうなったときなのか。

    その解釈は人それぞれです。

    しかし、何となく言葉の響きに流されてしまい、
    分かったつもりになってしまうのです。


    中には、
    「あまり細かいことまで指摘しても・・・」
    と言う方もいます。

    しかし、そうやって遠慮しながら分かったつもりになっていても、
    ズレがあれば後々問題になってきます。

    そんな時に、
    「言っていたことと違う!!」
    と指摘しても後の祭りです。

    そんなことが続けば、
    人間関係まで悪くなってしまいます。

    そうなると、さらに言葉が少なくなり、
    すると、また誤解が生じる。

    その結果、さらに人間関係は悪化する。

    まさに“悪魔のサイクル”です。



    では、なぜそうなってしまうのか。

    一つは先ほど言った、遠慮があります。
    遠慮すると言うのは、個人の性格的なものもありますが、
    それがその組織の“当たり前レベル”なっています。

    “細かいところまで突っ込まない”のが当たり前なのです。

    これは誰のためにもなりません。
    組織としてとても大きな問題です。

    ぜひ、ご相談いただければと思います^^



    そうではない、しっかり指摘し、
    確認することはしているという場合。

    そのような場合は、誰もが言葉の解釈には違和感を持たず、
    あいまいな言葉は瞬時に自分なりに解釈してしまうことが原因です。

    自分なりに解釈していますので、
    疑問を持つ余地はありません。

    自分は分かっているのです。

    しかし、後になって、
    「あの時に言ったことと違うじゃないか・・・」
    と言うことになって初めて分かっていたつもりになっていたことに気が付きます。

    コミュニケーションの基本である、
    “相互理解”ができていないのです。

    これは、双方に問題があります。
    伝わったつもり、分かったつもりになっているからです。


    これを解消するには、
    お互いが言葉の定義をしっかりと認識し、
    あいまいな言葉を使わないことです。

    理屈で言えば、こうなります。

    しかし、何がズレていて、
    何かあいまいなのか。
    これを認識するのは難しい問題です。



    そこで、『事例を出す!!』

    これは、お互いの認識を確認するのにとても効果的です。

    どちらが出してもかまいません。

    「例えば、こう言うことです。・・・・」
    「例えば、こう言うことでうか?・・・・」

    具体的な事例を出すことで、
    認識のズレがみえてきます。

    そこで、ズレが分かれば、
    言葉のズレなかの、あいまいな言葉だっかたのかも分かります。

    次回から気をつけていけばいいのです。


    もし、あなたの組織がしっかりと遠慮なく
    自己表現できる環境であるにもかかわらず、
    コミュニケーションのズレが生じていたら、
    この事例確認をぜひ試してみて下さい。

    今まで見えなかったものが
    見えるようになりますよ!!

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