なぜ、相談しないのか?

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    「部下が相談にこない!!」

    そんな風に不満を持っている方は多いのではないでしょうか。

    実際、私のクライアントでも
    ほとんどの方が相談に対して不満を持っています。


    その不満とは、

    相談に来ない = 仕事に真剣に本気で取組んでいない

    「仕事に本気で取り組めば、必ず悩みが生まれるはずで、
     それをどうしても解決しようとすれば、相談するはず。
     私はそうして成長してきた。

     相談しにこないのは、仕事に対して、
     ”真剣味が足りない!!”」

    と言うことです。

    とても論理的な考えのように見えます。


    しかし、部下が相談しないとイライラしながらも
    そのことを誰かに相談する人はそう多くはありません。

    本気で仕事に取り組むのであれば、
    相談しない状況を誰かに相談してもよさそうですが・・・。

    ここに矛盾を感じます。


    すると、ほとんどの方は思います。

    「私はやっています」と、

    何をか?

    「相談し易いように、声を掛けたり、
     のみニケーションに誘ったりしています」

    「それなのに、まともに相談してこないんです。
     それは本人が本気で仕事に取組んでいないと言うことなんです」

    自信を持って・・・。


    では、解決策は、

    “本人が本気で仕事に取り組むようにすること!!”

    となるのでしょうか?

    それはそれでマネジメントとしての仕事でもありますが、
    その前に本当に悩むほど仕事をしていないのでしょうか?


    私はコンサルタントであり産業カウンセラーと言う立場で、
    これまで数百名の方にカウンセリングやインタビューを行なってきました。

    話を聞く中で、時間を要する人もいますが、
    全く悩みのないという人にお会いしたことはありません。

    誰もが悩みを抱えながら頑張っています。
    そして、その多くの方が抱えた悩みを相談することができずにいます。

    それはプライベートに関することばかりではなく、
    仕事に関する悩みでも同じです。

    では、なぜ相談できないのか?


    ほとんどの方は、上司から「悩みがあれば相談にきなさい」と言われいます。
    「相談にくるな!!」と言われている人は今まで一人もいません。

    先ほどの、「私はやっています」と言う思いと同じです。
    ほとんどの組織では環境は整えられています。
    (あくまで上司目線で・・・)


    それでは、なぜ相談しないのか?

    最も多い答えは、

    「相談するとやる気がなくなる!!」

    かなりショッキングな答えですが、
    だから、相談したくないという意見が最も多かったのです。

    もう少し具体的な話を挙げると、

    ・怒られる
    ・まともに話を聞いてくれない
    ・質問攻めにあう
    ・いつも結論が決まっている
    ・話が長い、いつも同じ話になる
    ・自慢話、苦労話をされる
    ・能力を否定される
    ・仕事観を押し付けられる
    ・相談する前に準備が大変

    などなど・・・。

    「怒られる」と言う中も、

    ・努力が足りない
    ・真剣みがない
    ・本気で取り組んでいない
    ・仕事をなめている
    ・やる気がない

    などなど・・・

    相談を受けたほうは相手のためと思って一生懸命話をしているはずが、
    全くの逆効果になっていることもあるのです。

    こんなことを言うと、

    「今の若い者は、打たれ弱くて困る!!」
    「ハングリー精神が足りない!!」

    などと言う方がいます。

    ハングリー精神があり、打たれ強い部下なら楽ですよね〜

    そう、楽なんです。
    優秀な素晴らしい思い通りの部下なら楽なんです。

    しかし、現状はそうではありません。
    その為しっかりとしたマネジメントが必要になります。


    そのような状況の中で、私の感覚では、
    正直に言いますと、“多くの組織ではマネジメント自体存在していない!!

    数人の優秀な(気の利く)人材がなんとか流れを止めないように
    頑張っているのが現状だという組織がたくさんあります。


    それは、“自分の組織のマネジメント・スタイル”
    を考えてみればよく分かります。

    継続的に結果を出し続けるために、
    個人の能力向上(成長)を支援し、
    個人の能力が発揮できる環境を整え、
    組織としての力を発揮できる取り組みをしているか?


    相談にくると言うのも、マネジメントの取り組みの一つです。

    悩みが飛び交い、意見が飛び交う組織は強いに決まっています。

    「相談にこない」

    本気でそのことに悩んでいるのなら、
    まずは、自分自身を振り返ってみることです。

    そして、誰かに相談することです。

    「そんなことを相談するのは恥ずかしい」と思う自分がいるかもしれません。

    「何て相談したらいいのか分からない」と思う自分がいるかもしれません。

    「自分は他人に相談しなくても何とかできる」と思う自分がいるかもしれません。

    その気持ちが相談者の想いそのものです。


    「相談に来い!!」と言うのは簡単ですが、

    相談に行くことを躊躇する人はたくさんいます。
    その気持ちは複雑です。

    そこも含めて受け入れてあげることができれば、
    必ずや今以上に活気のある組織に生まれ変われます。

    会社が与えた上下関係ではなく、
    一緒の組織で働く人間関係ですからね!!




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