■上司の心得、部下の心得■749号【自分の事実だけで叱っていませんか!?】(上司編)

0

    この記事は、メールマガジン『上司の心得、部下の心得』にて発信したものです。 

     

    1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。 
    毎週水曜日12:30に配信しております。 

    ご興味のある方は、こちらから登録して下さい。

     

     

    人には理屈を越えた、感情があります。

     

    ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。

    ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。

     

     

    ●今回のテーマは●(今回のテーマは約6分で読めます)

     

    【自分の事実だけで叱っていませんか!?】(上司編)

     

    ◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2020.9.16>

     

    上司の心得、部下の心得  ◆ 749号

     

    ────────────────────────────────◆○◆

    こんにちは。

    組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!

    活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。

     

    日本の政治が新たなページに変わります。

     

    このような状況だからこそ決断力が試されますが、

    それ以上に「行動する者」になっていただきたい。

     

    石橋を叩いていてばかりいては

    叩き疲れて動けなくなってしまいますからね。(^^;)

     

     

    今週も最後まで、お付き合いください。

     

     

     

    代表 瀬川裕之 著  経営者、管理者向け
    「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
     〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜

     ⇒ ご購入はこちら(amazon)

     

    働き方改革のために真の現状把握を!!
    『職場診断アンケート』

    社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
     ⇒ http://www.nksouken.com/investigate.htm

     

    【メディア掲載】

    Webマガジン「by them(バイゼム)」掲載記事

    『チームの問題が解決しない、組織力が低下する「曖昧マネジメント」の罠』

     ⇒ https://by-them.com/411739

    『24時間、戦えません。組織内に不満を生む「メリハリ」のギャップ』

     ⇒ https://by-them.com/41174

    ────────────────────────────────◆○◆

     

    今週のテーマは

     

    【自分の事実だけで叱っていませんか!?】上司編

     

    をお送りします。

     

     

    「自分の事実とはなんだ?」

     

    「事実は一つではないのか?」

     

    「事実以外に何が必要なのか?」

     

     

    そんな疑問が浮かんだ人も多いでしょう。

     

     

    そして、

     

    「ちゃんと事実を確認して叱っている」

     

    「相手(部下)から話も聞いている」

     

     

    そんな風に思っていることでしょう。

     

     

    しかし、組織インタビューで

    部下の方々に話を聴くと、

     

    「こっちの話も聞かずに叱ってくる」

     

    「状況も分からずに叱ってくる」

     

    「これまでの経緯も知らずに叱ってくる」

     

    などなど・・・

     

    表現はいろいろとありますが、

    十分に話を聴いてくれない、

    事実の認識が違うという不満が必ず出てきます。

     

     

    すると、逆に上司からは、

     

    「言い訳ばかりを言いたがる」

     

    「自分中心で全体のことを考えていない」

     

    「そもそも自分が悪いと思っていない」

     

    などと言う不満が出てきます。

     

     

     

    仮にそれらが事実だとしましょう。

     

    では、なぜ、言い訳を言いたがり、

    自分中心で考え、悪いと思っていないのでしょうか。

     

     

    それは事実の認識にズレがあるからです。

     

     

    ほとんどの人は、

     

    「事実は一つ」

     

    「私の事実を認識している」

     

    「事実は正しい」

     

    そう思っています。

     

    そう思っていなければ

    叱ることなどできません。

     

     

    しかし、事実は少し違うことが多いのです。

     

     

     

    自分が部下だったころを思い出してください。

     

    上司の言う事実にすべて素直に納得できたでしょうか。

     

     

    もしすべて納得できていたという方がいれば

    その上司が何をしていたかを思い出してください。

     

    もしできていないという方は

    なぜ納得できなかったのか考えてみてください。

     

     

    それは、

     

    “自分を理解してくれているかどうか”

     

    です。

     

     

    そして、不満を持たれる上司は

    必ず“分かっているつもり”になっています。

     

    だから、上司にとっては“正しい”のです。

     

    その正しいことに対して素直に納得しないのは

    相手(部下)が悪いのです。

     

    だから、余計に叱る、

    そして、怒るようになります。

     

    「なぜ、分からないんだ!!」

     

    部下のためと思えば思うほど

    感情が高まります。

     

     

    しかし、悲しいことに

    部下の方は正しい事実に納得していません。

     

    素直に聞くことができません。

     

    不満を言うか、

    圧力に屈するしかありません。

     

     

     

    「自分はそんなことはない」

     

    そんな風に思っている方も多いでしょう。

     

     

     

    では、事例を一つ挙げてみます。

     

     

    部下が大事な会議に遅刻しました。

    連絡もありません。

     

    スタートが遅れ、全員が迷惑しています。

     

    遅刻をしたという事実から

    彼の行動は間違っています。

     

    正さなければなりません。

     

    現時点での状況把握からは

    それが正しい認識でしょう。

     

    しかし、その正しいことは

    部下にとって納得のいく正しさなのか。

     

     

    「正しさがいくつもあるはずないでしょう」

     

    「事実は事実です」

     

    しかし、状況が変われば正しさは変わります。

     

    過去からの経緯や将来への狙いによっても

    正しいかは変わります。

     

    仮に明らかなミスであってもです。

     

    例えば、その部下が遅刻の常習犯であった場合と

    今まで一度も遅刻をしなかった場合はどうでしょう。

     

    「また、あいつは・・・」

     

    「何かあったのかな」

     

    と感情は真逆になります。

     

     

    しかし、遅刻と言う事実を

    正さなければならないのは変わりません。

     

     

    では、遅刻した理由が「道で倒れていた人を助けた」

    としたらどうでしょう。

     

    それでも「遅刻は遅刻だ」と叱りますか。

    「なぜ連絡一つできないんだ」と叱りますか。

     

    その前に一言褒めるのが正しい行為であり、

    助けた人を思いやるのが人と言うものです。

     

     

    それでも、状況も確認せずに、

     

    「それならなぜ先にそれを言わない」

     

    と叱りますか。

     

     

    この例は極端かもしれませんが。

    一方的な事実だけで判断していることに

    気づかないことも多いのです。

     

    分かっているつもり、知っているつもりに

    なっていることがあるという事実を

    まずは謙虚に認めることが大切です。

     

    特に自分の基準を大きく外れた言動に対しては

    感情が先に来ることが多いので要注意です。

     

    なぜなら、それは間違った認識となり、

    間違った行動に繋がるからです。

     

    叱ると言うのは叱られる本人にとって

    とてもありがたく大切な行為です。

     

    だらこそ、本人のために

    上辺ではなく真の正しさを伝える必要があります。

     

    表面の言動だけが良くなれば

    いいのではありません。

     

    モノの見方や考え方が大事です。

     

     

    相手(部下)の中にも正しさがあります。

     

    それは独自の正しさかもしれませんが、

    それも重要な情報です。

     

    もちろんその中には想いもあります。

     

    それらの情報も踏まえて

    お互いに事実と正しさを合わせる。

     

     

    それは

     

    “お互いのズレを修正する!!”

     

    ことです。

     

     

    このプロセスだけでもお互いの理解がぐっと深まり、

    本人の気づきも生まれます。

     

    なぜなら、人は自分を理解してもらうことで、

    素直になれるからです。

     

    この時点で叱る目的が達成されることもあります。

     

    確認するのは、

    “事実に対する本人の認識”と

    “どう改めていくか”です。

     

    そして、最後に本人への期待を伝える。

     

     

    時には厳しく叱ることも必要ですが、

    それはしっかりと相手を理解しているから

    効果があるわけであって、

    感情的になってはただのパワハラです。

     

    叱ると怒るの違いは十分承知していると思いますが、

    叱り方も相手を知っていてこそです。

     

    知っているつもりはパワハラへの入り口です。

    謙虚に事実を聴く耳を持ちましょう。

     

    正しい情報が正しい判断に繋がります。

    これ基本ですね。 (^^)

     

     

     

    今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!

     

     

     

    ◆今回の心得◆

     

    お互いの事実のズレを解消すれば、叱るの8割は終わっている!!

     

     

     

     

    代表 瀬川裕之 著  経営者、管理者向け
    「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
     〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜

     ⇒ ご購入はこちら(amazon)

     

    働き方改革のために真の現状把握を!!
    『職場診断アンケート』

    社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
     ⇒ http://www.nksouken.com/investigate.htm

     

    【メディア掲載】

    Webマガジン「by them(バイゼム)」掲載記事

    『チームの問題が解決しない、組織力が低下する「曖昧マネジメント」の罠』

     ⇒ https://by-them.com/411739

    『24時間、戦えません。組織内に不満を生む「メリハリ」のギャップ』

     ⇒ https://by-them.com/41174

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

    【編集後記】

     

    叱った時に屁理屈を言われるとイラっとします。

    素直に非を認め、謝ってくれるととっても楽です。

     

    でも、この楽って言うのが曲者なんですよね。

     

    何事もなく楽に終わることが目的ではありませんが、

    本音を言えば、楽を求めてしまいます。

     

    目的を見失ってはいけませんね。(^^;)

     

     

    最後までお読み頂き、ありがとうございます。

    今週も笑顔の一週間でありますように!!

     

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

    JUGEMテーマ:ビジネス



    calendar

    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << October 2020 >>

    新刊の紹介

    NK総研 代表 瀬川裕之著

    メールマガジン
    『上司の心得、部下の心得』

    ビジネスマン必読!!
    毎週水曜日発行中

    いくら能力があっても、
    組織内で能力を発揮しなければ意味がありません。
    上司と部下の立場から、
    組織における能力発揮コミュニケーション術をお送りしています!!

    メルマガ購読・解除
     

    子育て応援
    メールマガジン

    子育ては、
    ”子どもが独り立ちできるようにする”こと!!

    毎週月曜日発行中 読者急増中!!

    メルマガ登録・解除

    facebook

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • ■上司の心得、部下の心得■574号【自信がないとダメなのか!?】(部下編)
      瀬川裕之
    • ■上司の心得、部下の心得■574号【自信がないとダメなのか!?】(部下編)
      名無し

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM