『納得して妥協する(させる)3つの心得』
〜 対立を潜在化させれば組織は衰退する 〜
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1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。
毎週水曜日12:30に配信しております。
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人には理屈を越えた、感情があります。
ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変われます。
ちょっとした心遣いで、人は大きく変わります。
●今回のテーマは●(本文は約4分で読めます)
【目の前の壁をしっかりと見ていますか!?】(上司編)
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上司の心得、部下の心得 ◆ 927号 ◆
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こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
“順風満帆で何の心配事も不満もない!!”
そんな状況を目指して頑張っているかもしれませんが、
もし、そうなったとしたらそれは衰退を意味します。
自らピークを作っているからです。
私たちは常に上を目指さないと現状維持もできません。
下りのエスカレーターに乗っているようなものですからね。
今週も最後まで、お付き合いください。
ご指摘・ご意見・ご要望・ご感想などお気軽にお寄せください。
E-mail: info@nksouken.com
【Webセミナー(有料版)】
https://shop.deliveru.jp/nksouken/?__ac=5qvVypn-6uJZs
【書籍】
『社員の能力を120%引き出す研修講師32選』
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「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜
代表 瀬川裕之 著 経営者、管理者向け
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【職場風土診断アンケート】
働き方改革のために真の現状把握を!!
社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
⇒ http://www.nksouken.com/investigate.html
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さて、今回のテーマは
【目の前の壁をしっかりと見ていますか!?】(上司編)
をお送りします。
仕事を進めていく上で様々な問題が発生し、
常に課題を突き付けられています。
なぜか?
それは上を目指しているからです。
レベルを落とし、すべてを妥協すれば
問題は発生しません。
しかし、それでは勝ち残ることはできません。
私たちは常に上を目指しています。
では、具体的にどこを目指しているのか?
どうなりたいのか?
そして、その答えに対して
具体的にどうアクションしているのか?
大事なのは行動(アクション)であり、
その行動(アクション)を決断する思考です。
しかし、普段の業務の中では
それを意識し続けるのは容易ではありません。
なぜなら、日々の業務に追われ、
先を見据えて決断することができないからです。
“とにかく今の仕事をやるしかない!!”
“目標を達成することが何よりも大事!!”
そこに選択の余地はないように思われます。
しかし、それは自らの決断を回避するための言い訳です。
そして、それは自分が一番分かっているはずです。
なぜなら、現状が自分の思い描く“ありたい姿”ではないからです。
特に中間管理職の立場の方々はその想いが強いと思います。
目の前には様々な問題が壁として立ちはだかっています。
今はそれをすり抜けながらなんとか結果を出している。
その象徴の一つが、自らがプレーヤーとなって
結果を出しているプレイングマネージャーの存在です。
これはあくまで私見ですが、
プレイングマネージャーが多い会社は
今の結果に翻弄され、問題を先送りしている傾向にあります。
それこそ、自分が“やるしかない!!”状態です。
さらに、問題(壁)は一つではありません。
人材不足、スキル不足、計画の不備や変更、
高い目標に対するムリな業務指示、
機能していない仕組みやルール、
ビジネスの足を引っ張る人間関係・・・。
挙げればキリがありませんが、
様々な問題(壁)が存在しています。
それらに目を背けても問題(壁)は無くなるどころか
ますます深く大きくなっていきます。
しかし、なかなか取り組むことはできません。
その理由は、可能性にあります。
簡単ではないから今に至っているわけです。
さらに、現時点では時間も人も余裕がない。
つまり、「問題解決への取り組み自体が難しい」
そんな風に考えてしまうからです。
きつい言い方をすれば、“あきらめています”
それによって、問題(壁)を詳細に見ることもやめてしまいます。
“とにかく今できる事をやる!!”
そんな思考が問題(壁)から目を逸らさせます。
「時間に余裕ができたら・・・」
そう言いつつも、それでは遅いことも分かっているはずです。
放置すれば状況はどんどん悪くなっていき、
自分自身を苦しめることになります。
“問題は山積みだけど、結果は求められる!!”
分かっているだけに苦しい立場です。
そこで一つ意識して欲しいことがあります。
それは、
問題(壁)は個人の問題(壁)ではなく、
組織、会社の問題(壁)であること。
当たり前のことですが、
これをまずはしっかりと認識してください。
もちろん、管理職として問題と向き合う必要があるのですが、
組織に潜在する多くの問題(壁)は
個人では解決が難しいから残っているのです。
まずは、問題を明確にすることが管理職としての役目です。
これだけでも勇気のいることです。
なぜなら、
問題を明らかにすれば、解決を求められます。
しかし、どちらにしても苦しむのは
板挟みに合っている中間管理職です。
まずは問題の存在を明確にすること。
問題(壁)から目を背けないこと。
課題化する(取り組む)かどうかはその後です。
まずは目の前の問題(壁)をしっかりと見ること。
そこから始めましょう。
問題にしっかりと向き合うだけでも
部下(現場)との関係は良い方向に向かいます。
自分たちのことを理解してくれていると
認識するからです。
それが問題解決への力となります。
問題解決こそ組織力の見せ所ですからね。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
◆今回の心得◆
問題に向き合うことで組織は一丸となれる!!
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【編集後記】
管理職の方が頑張り過ぎている。つまり、ムリをしている。
そう感じることが少なくありません。
そんな管理職の方々の頑張りで
何とか辻褄が合っていることも多いのですが、
マネジメントに対する不満が多いのも事実です。
「管理職になりたくない!!」
そんな風に言われないためにも会社全体が
もっとマネジメントの重要性を認識して
管理職の方々が能力を発揮できる環境構築を
意識して欲しいと願います。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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【正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!】(部下編)
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こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
「仕事が終わらない・・・」
この事実は間違えようがありません。
その事実を訴えていてもなかなか話を聞いてくれない。
「正しいことを伝えているのに・・・」
不満は募るばかりです。
今回はそんな理解しがたい状態に対する話です。
今週も最後まで、お付き合いください。
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さて、今回のテーマは
【正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!】(部下編)
をお送りします。
「正しいことを伝えているのに聞き入れてくれない」
そんな不満を持っている方は多いかと思います。
より良い結果を出すために
情報として上司に伝えているにも関わらず
それを受け入れてくれない。
また、迅速に対応してくれない。
逆にプレッシャーを掛けられてしまう。
このパターンの不満は本当に多いです。
そこで、今回のテーマなのですが、
“正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!”
「自分は目の前の仕事をちゃんと見ている」
誰もがそう思います。
しかし、問題はどう見ているかです。
「○○だからできない!!」
「○○すればできる!!」
この違いが分かりますか?
“できない理由”と“できる理由”
内容は似通っていますが、
ベクトルは真逆です。
あまり意識していない人も多いですが、
この違いは受け止める方に対して
印象は大きく変わります。
“言い訳している人”と“何とかしようとする人”
“やる気がない人”と“やる気がある人”
“考えていない人”と“考えている人”
表現の違いがコミュニケーションに大きく影響します。
しかし、伝える方からすれば、
「○○だからできない!!」
は事実であって、
「○○すればできる!!」
はあくまで予測に過ぎない。
そんな風に考えてしまいます。
正しいのは「○○だからできない!!」です。
言い訳を言っているとも思っていません。
困っている事実があり、
何とかしたいという思いがあります。
決してネガティブではありません。
本当にネガティブなら
「どうせうまく行かない」
とあきらめてしまいます。
それなのにネガティブに受け止められてしまう。
不満は募るばかりです。
「正しいことを伝えているのに・・・」
その思いが目の前の相手(上司)を
見えなくなっています。
ビジネスだからと言って
コミュニケーションの基本を無視しては
相手に伝わるものも伝わりません。
その基本は相互理解です。
「正しいことを伝えているのに・・・」
という思いが相手(上司)を理解する前に
“上司は話を聞くべきだ”
“上司は現状を把握すべきだ”
“上司はしっかりと対応すべきだ”
などの枠を作り上げてしまいます。
それに当てはまらないと不満に思う。
確かに上司としての役割としては
正しい考えかもしれません。
しかし、コミュニケーションの基本からは外れています。
仮に上司が、
”部下は前向きに代替案を提示すべきだ!!“
と考えていたらどうでしょう。
お互いの思いがぶつかり、
相互理解には程遠い状態となります。
目的は今の状況に対処すること。
そして、対策すること。
正しいことを伝えるのが目的ではありません。
正しいことを行なっているという思いが強くなると
目的を見失ってしまいます。
誰もが自分の理想通りにならないことは
分かっているはずです。
正しいことを伝えていても同じことです。
それは、先ほどの例に挙げた、
上司が“部下は前向きに案を提示すべきだ!!“
と考えていた場合も同じです。
自分が正しいと思うと
固定観念すらも正しいと思ってしまい、
目的が見えなくなり、
結果的に自分の首を絞めてしまいます。
相手も人間であり、感情があり、
それぞれの考えがあります。
「上司なんだから・・・」
という気持ちも分かりますが、
そこに固執してしまえば、
結果的に自分が損をします。
もっと柔軟性を持つことが大事です。
誰もが完璧ではありませんし、
コミュニケーションは相互理解です。
目的を見失わないこと。
コミュニケーションにおいて、
正しいはパーツの一つに過ぎません。
正しいだけで人を動かせないことは分かっているはずです。
ちょっと柔らかくなってみましょう。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
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目的を見据えて気持ちは柔らかく!!
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まだまだ能力が眠っています。
思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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【正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!】(上司編)
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活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
“恋は盲目!!”
人は恋をすると周りが見えなくなると言われます。
それと同じように自分が正しいと思いこむと、
周りの人の助言は耳に入らず、
目の前のことも都合よく解釈してしまうことがあります。
今回はそんな思い込みについての話です。
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さて、今回のテーマは
【正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!】(上司編)
をお送りします。
ある会社で、部長さんから
「○○会社の仕組みがすごいらしいので導入しようと思います」
○○会社とは近年業績を伸ばしている会社で
多くのメディアでも紹介されています。
確かに成功している事例をまねるのは
悪いことではありません。
他社の仕組みとは言え実績もあれば稟議も通りやすいです。
これまでもそのような話は数多くお聞きしてきました。
製造業ならトヨタ生産方式(TPS)、
さらにIT化やDX化も実績のある会社のやり方を
かたち的には参考にして導入しようと
検討を進めている企業はとても多いです。
ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、
“かたち的には”と表現したのには訳があります。
紹介さえている仕組みをそのまま導入しても
同じようにならないことは分かっています。
ですから、手段の一つとして成功している仕組みを
参考にすることを検討します。
しかし、それが“かたち的には”参考にしていますが、
実際にはそのまま導入しようとしているケースが多いんです。
なぜなら、
“実績のある仕組み = 正しい仕組み”
すなわち、
“正しいことをやれば結果ができる!!”
そう思い込んでしまうからです。
その結果、
仕組み化が手段から目的に変わります。
つまり、
仕組みを導入することが目的となります。
そして、かたち的には「参考にして」と言いながら、
結果的にはそのまま仕組みを導入して、
「うまく行かない」とまた次の手段を考える。
“正しい”を追い求めていきます。
そこには2つの間違いがあります。
一つは、
正しいであろう仕組みを
正しく導入していないこと。
仕組み自体が正しくても、
正しく用いなければ結果はでません。
よくあるのは土台のレベルです。
仕組みを導入するための
組織の持つ基礎体力のようなものです。
例えば、製造業でかんばん方式を導入します。
しかし、不良や故障が多い状態では
中間在庫が増えるだけです。
不良や故障がゼロでないとダメとは言いませんが、
ある程度のレベルにならないと
仕組みが現状にマッチせずに競争力は上がりません。
これは、自分たちの今の実力が見えていない典型です。
ただ、仕組みを導入すればよくなる。
そんな魔法のような仕組みはありません。
誰にでも分かることに意識が行かず、
現状把握をあいまいにします。
すると、「正しいはずなのに・・・」
という思いが管理に力が入り(圧力)、
本来の目的から逸脱していきます。
“仕組みを遵守すれば結果が出る!!”
そんな妄想が無理を強いることになり、
組織はより混乱し、負荷が増すという
悪循環に陥ってしまいます。
そして、もう一つが、
仕組み自体を正しく理解していない。
仕組みはあくまでも手段です。
当然、目的があっての手段です。
その目的を理解し、
結果に導くプロセスを理解していなければ
仕組みをうまく使いこなすことはできず、
何が課題かも見えてきません。
“決まったことをやる!!”
ではなく、
“なぜそうやるのか!?”
が分かっている必要があります。
それが理解できれば、
導入にために自社に必要なことや
仕組みのポイントが明確になります。
道具として使いこなせるようになるのです。
今の実力を知る。
中身を知る。
どちらも当たり前のことですが、
そんな当たり前のことが見えなくなる。
それが、“正しい”と思うことの怖さです。
今回は仕組みの導入を例に話しましたが、
実際には「自分の考えが正しい」と
思った時点で部下の話を聞かないとか
現場の状況を見なくなる。
そんな風になることも少なくありません。
(部下の不満としては多いです)
正しいと思った時点で情報の必要性がなくなり、
新たな情報を求めなくなってしまいます。
そこで、覚えておいて欲しいのが、
(これが一番大事)
“上司という立場はそれが許されてしまう!!”
と言うことです。
つまり、部下の話に耳を傾けなかったり、
現場の状況を見ようとしなかったりしても
それを上司という立場が抑え込んでしまいます。
悪気があるわけではなくても、
無意識に行ってしまうこともあります。
それが上下間や組織間の壁を生み出し、
情報が入ってこなくなり、
コミュニケーション不全の要因となります。
結果的にそれが組織運営にどれだけ悪影響を
及ぼすかは想像に難くないはずです。
“正しいと思うと目の前のことを見なくなる!!”
ここで、意識すべきは周りの非言語表現です。
顔色を伺えと言うわけではないですが、
言葉には出ていなくても、周りは訴えています。
仮にそれが(相手が)間違っていても(自分が正しくても)、
一度は受け止めることがマネジメントでは大事です。
部下の能力を発揮させ、成長させ、
組織として結果を出し続ける。
部下(相手)を抑え込んで、
マウントを取ることが目的ではありません。
少し謙虚になることは
手段としても大事なことなのです。
上司としての役目、
目的を忘れないでください。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
◆今回の心得◆
正しければ良いと言うわけではない!!
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「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
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【編集後記】
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【コミュ力を上げたければ、(上げてほしければ)共感力を意識する!!】
〜 能力がないのではなく発揮できてないだけ 〜
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まだまだ能力が眠っています。
思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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『コミュ力を上げたければ(上げてほしければ)、共感力を意識する』
〜 能力がないのではなく発揮できていないだけ 〜
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活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
日頃から「チャレンジしなさい!!」
そんな風に言われているにもかかわらず、
「チャレンジする余裕なんてない」
「言われたことをやるだけで精一杯」
そう思っている方も多いかと思います。
そう思っていながらまた一年経ってしまう。
そんな負のサイクルから抜け出しましょう。
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社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
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さて、今回のテーマは
【成長したければできないことをやる】(部下編)
をお送りします。
“成長したければできないことをやる!!”
そう言われれば誰もが納得します。
できる事をやっていても成長はありません。
それも一度でできないことを繰り返す。
そうすることで成長と成功(成果)を
手に入れることができます。
やってすぐにできることは、
今までやっていなかっただけですでに実力はあります。
一度うまくできないことがあれば、
成長の余地があると言うことです。
仕事をする上で“できない”は2つあります。
一つは、1か0、成功か失敗か、できるか、できないかです。
例えば、逆上がりができるかできないか。
答えは明白です。
仕事においてはこのパターンはあまり多くはなく、
まったくできないということは少ないです。
資格が必要な仕事などは
資格がないとできませんから、
その視点で考えると1か0かもしれません。
多いのは2つ目のレベルの問題です。
できることはできるけど、
会社が要求するレベルには達していない。
つまり、仕事はできるけど、
高い評価を得るレベルではない状態です。
生産性や業務品質など
高い結果を出せるかどうかです。
しかし、この話をすると、
「できないわけではない」
という意識が生まれます。
それは、0ではなく失敗でもない。
そこそこできている状態です。
できていないわけではないのです。
その意識に忙しかが加わると、危機感が薄れていきます。
自分なりに一生懸命頑張っている。
すると、一生懸命やっていることを評価して欲しいと思ってしまいます。
しかし、会社からすれば、
レベルアップをして欲しいのです。
もちろん、教育の機会をつくる必要はあります。
しかし、それ以上に本人の意識が大切です。
そこそこのレベルで一生懸命ではダメなんです。
今の自分のレベルに対する意識がどれだけあるか。
レベルアップを目指そうとすれば、
それが仕事の工夫に繋がり、自己の成長に繋がります。
目標ができます。
「チャレンジなんてできませんよ」
と嘆く前に、自分のレベルアップを意識する。
それは立派なチャレンジであり、
大きな成長に繋がります。
「チャンスをくれない」
と嘆いてもチャンスは訪れません。
自らレベルアップすれば、
新しい仕事を任させる可能性が増え、
それだけチャンスが増えます。
それを「忙しくなるだけ」と捉えれば
それもまた自らチャンスを捨てるだけです。
自分のレベルを意識して、それを目標にチャレンジする。
要は考え方次第であり、
それが自分自身のためなのです。
周りに影響を受け、
ブレーキを踏んではもったいないです。
レベルアップを意識して、
自らチャンスをつかみましょう。(^^)
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◆今回の心得◆
チャンスをつかむためにレベルアップを意識する!!
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【編集後記】
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当たり前に作られる仕組みやルール、
気づいたら思考にブレーキをかけ、自分たちを縛り、
モチベーションを奪い、より深い闇を作っている。
「自分の組織は違う」と言い切れますか?
業務に大きな影響を与えるからこそ、今こそ本気で見直すチャンスです。
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思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
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人には理屈を越えた、感情があります。
ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変われます。
ちょっとした心遣いで、人は大きく変わります。
●今回のテーマは●(本文は約5分で読めます)
【成長したければできないことをやる!!】(上司編)
◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2024.2.14>─
上司の心得、部下の心得 ◆ 923号 ◆
────────────────────────────────◆○◆
こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
今回のテーマである
「成長したければできないことをやる!!」
つまり、チャレンジすると言うことなんですが、
当たり前と言えば当たり前のことです。
しかし、職場においてこの“チャレンジ”と“業務”
思考が矛盾してしまうんですよね。
今週も最後まで、お付き合いください。
ご指摘・ご意見・ご要望・ご感想などお気軽にお寄せください。
E-mail: info@nksouken.com
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────────────────────────────────◆○◆
さて、今回のテーマは
【成長したければできないことをやる】(上司編)
をお送りします。
“成長したければできないことをやる!!”
当たり前と言えば当たり前です。
できることをできるようにやっても成長はありません。
「繰り返すことで成長するのでは?」
と思った方もいるかもしれません。
確かに繰り返し行うことで成長します。
それは言い換えれば、
“できるようになるまで”
“もっとうまく、もっと早くできるようになるまで”
繰り返すと言うことです。
つまり、できないこと、今はまだレベルが低いことを
繰り返しやることで人は成長していきます。
逆に一度でできることの方が少ないです。
つまり、失敗する。
もしくは、思った通りには行かないと言うことです。
例えば、同じ業務であっても人によってレベル差があります。
それは正確性であったり、生産性(スピード)であったり。
初めは誰でもレベル0です。
何もできない状態です。
多くの人はこれをチャレンジと考えています。
もちろん、私もそう思います。
全く未知の世界に挑戦する。
それがチャレンジ。
新人さんは全てがチャレンジです。
そして、そんなチャレンジという言葉を
多くの会社で社訓やフィロソフィーに掲げています。
「人がやらないことにチャレンジする」
「チャレンジ精神を持つ」
「チャレンジを続けていきます」
などなど、HPなどを見ると
書かれていない企業の方が少ないのではないでしょうか。
しかし、実際にそんな企業にお伺いすると、
少し雰囲気が違います。
言葉では、”チャレンジ“と言っていますが、
実際の業務の中にはチャレンジの余地はありません。
「できるのか?」
「大丈夫なのか?」
「根拠はあるのか?」
可能性を確認する言葉が並びます。
常に結果を求められれば
思い切ったチャレンジはできません。
管理職の方もそんな状態に矛盾を感じながらも
今月、半期、今期の結果を出すために精一杯頑張っているのが実情です。
しかし、目標が高くなるということは、それ自体がチャレンジです。
今までのやり方では結果が出ないのです。
しかし、失敗は許されない。
そんな思いがブレーキを掛けます。
現状を否定するには本当に勇気が必要です。
そこで、もう一つのチャレンジです。
先ほどは、レベル0
つまり、何もできない状態に挑むことでしたが、
レベルを上げていくことも考え方によってはチャレンジです。
新人さんはレベル0からスタートですから、
ほとんどの業務はチャレンジです。
しかし、3年も経てば仕事にも慣れてきます。
すると、チャレンジすることが少なくなります。
組織的には「やっと戦力になってくれた」
そんな状態です。
しかし、熟練者やベテラン社員に比べれば
レベル的には成長余地はまだまだあります。
つまり、普段の業務であっても、
チャレンジすることはできるんです。
レベル1からレベル2にチャレンジできます。
すると、
「仕事を続け行けばレベルアップするし、
そんな事は当たり前ではないですか?」
「そんなことをチャレンジとは言えません」
そんな風に思うかもしれません。
確かに継続することで習熟度は上がり、
仕事としてもレベルは上がっていきます。
そうなってもらわなければ困ります。
当たり前に考えてしまうことです。
しかし、
“成り行きで、できるようになる”
のと、
“目標を持ってできるようになる”。
この差がどれだけ大きいかは想像できるはずです。
さらに、お互いがチャレンジという認識を持つと
失敗に対しての認識も変わります。
なぜなら、チャレンジに失敗はつきものだからです。
すると、見守る必要が出てきます。
部下への見方が変わるんです。
今、多くの企業が人手不足と言われ、
現場は高い負荷状態が続いています。
ムリな状態が続きながらも、
結果を出すには失敗は許されません。
失敗することが大きなロスに繋がるからです。
その思考がしっかりと組織内に共有されています。
しかし、失敗(ミス)がゼロになることはありません。
高い負荷が続けばなおさらのことです。
すると、“失敗を隠す”と言うことが起こってしまいます。
それが、不正やデータ改ざんに繋がっている例もあります。
高い負荷状態の業務は
これまでの業務からのレベルアップであり立派なチャレンジです。
成長なくして達成することはできません。
できなかったことをやろうとしているのです。
もちろん、その分リスクも増えます。
“チャレンジだけど失敗は許さない!!”
この矛盾が思考の歪みを生みます。
その矛盾の尻拭いをしているのが、
“プレイングマネージャー”
つまり、管理職のプレイヤー化です。
“私たちは常にチャレンジしている!!”
そう考えると、見方も考え方も変わり、
組織マネジメントの重要性も増してきます。
常に成長を意識することができます。
もちろん、ゼロからのチャレンジも必要です。
しかし、普段のチャレンジを見逃すと、
部下の頑張りを評価できなくなってしまいます。
マネジメントも管理ばかりになってしまい、
ムリを当たり前に強いてしまうことになります。
普通にできる事をやっているわけではないはずです。
“私たちは常にチャレンジしている!!”
だからこそ、そのシナリオを考え、進捗を見守り、より良い結果に導くための
組織マネジメントが重要なのです。
組織マネジメントのレベルをアップする。
つまり、組織マネジメントにしっかりとチャレンジしてください。
まだまだやれることも、
成長余地もあるはずです。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
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まだまだ能力が眠っています。
思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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●今回のテーマは●(本文は約4分で読めます)
【悪い所しか見えなくなっていませんか!?】(部下編)
◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2024.2.7>─
上司の心得、部下の心得 ◆ 922号 ◆
────────────────────────────────◆○◆
こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
先週は節分がありましたが、
毎年2月3日が節分の日と思っている人が多いと思いますが、
実は2月の立春の前日を節分と呼ぶそうなんです。
ここ数十年はたまたま2月4日が立春でした。
ちなみに2021年もそうでしたが、
来年の2025年も2月3日が立春になり、
節分は2月2日だそうです。(^^)
2月3日=節分が当たり前ではなかったのですね。
今週も最後まで、お付き合いください。
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さて、今回のテーマは
【悪い所しか見えなくなっていませんか!?】(部下編)
をお送りします。
上司編で質問したことですが、
「悪い所しか見えなくなっていませんか?」
こう質問された時に
どちらをイメージしましたか?
1、他人に対して
2、自分に対して
これまで組織インタビューやヒアリングをした中では
圧倒的に上司に対して、もしくは他部署や同僚
つまり他人に対してイメージされる方がほとんどでした。
特に「上司に対して」という方が多かったです。
その理由は簡単です。
上司が期待に応えていないからです。
これは上司に限ったことではないですが、
自分の期待に反する状態があると
「どうして?」と負(怒り)の感情が芽生えてしまいます。
では逆に期待通りだと喜びの感情が芽生えるのか?
多くの場合は当然のようにスルーし、
特に感情の変化は起こりません。
それが当たり前を思ってしまうからです。
「上司だったらそのぐらいして当たり前」
そんな風に思ってしまいます。
マイナスの時だけ感情的になり、その結果、悪い所がより強調されて、
良い所が見えなくなり、悪い所しか見えなくなってしまいます。
「あの人はダメ上司だ!!」
そして、嫌いになります。
嫌いになるとさらにフィルターがかかり、
フラットな状態で見ることはできません。
どうですか?
「自分はそんなことはない」と思いますか?
好き嫌いの自覚がなくても、
苦手という人はいるのではないでしょうか。
何となく苦手とか、
どうしても緊張してしまう人。
自分でコントロールできない感情が
誰にでも少なからずあるものです。
嫌いな人や苦手な人と
一緒に仕事をするのは辛いものです。
ストレスも溜まります。
そうなると無意識に避けようとしてしまいますし、
相手の言葉も素直に受け取れなくなってしまいます。
「何を言われても嫌味に聞こえる」
そんな相談は少なくありません。
そんな風に受け取り続ければ
相手もあなたのことを苦手になり、嫌いになります。
お互いが悪い所しか見えなくなっていきます。
そこで意識して欲しいことがあります。
それは、“遠くから眺める!!”ことです。
近くに行くと感情が反応してしまいます。
特に自分に向かっていればなおさらです。
なので、少し距離を置いて、相手(上司)の言動を眺める。
そして、冷静に良い所を探してみる。
どんどん見つかるわけではないでしょう。
「どうして私が・・・」と思うかもしれません。
「相手が悪いのに」と思ってしまうと、
「相手が変わるべき」と思ってしまいます。
もちろん、相手があなたの理想通りになれば
何の問題もありません。
しかし、そううまくは行きません。
だったら、少しだけ自分が変わる。
そのために少し離れた場所から観察する。
それも少し前向きな気持ちで良い所を探してみる。
それで感情がコロッと反転するわけではないですが、
一緒に仕事をする上で少し気持ちは楽になります。
自分が少し見方を変えることで
自分自身の苦しみを少し和らげる。
感情は自由にコントロールできません。
だから少し意識してみてください。
ある意味これも成長の一つです。
ぼちぼち試してみてください。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
◆今回の心得◆
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まだまだ能力が眠っています。
思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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JUGEMテーマ:ビジネス
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こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
気づいたら1月も今日で終わりです。
年々時間が経つのが早くなる気がします。
悔いなく時間を使いたいものです。
今週も最後まで、お付き合いください。
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さて、今回のテーマは
【悪い所しか見えなくなっていませんか!?】(上司編)
をお送りします。
「悪い所しか見えなくなっていませんか?」
こう質問された時に
どちらをイメージしましたか?
1、部下に対して
2、自分に対して
どちらが良いとか悪いと言うわけではありません。
ただ、ここからは自分の潜在的な思いの存在を
謙虚な気持ちで振り返ってみてください。
部下に対してそう思っている方は
プレッシャーを外に向け、
自分に対してそう思っている方は
プレッシャーが内に向いています。
両方を瞬時にイメージした方は、
かなりプレッシャーに押しつぶされています。
どちらにしても気持ちが結果重視になり、
焦りが生まれています。
そして、その焦りが空回りを生んでいます。
プレッシャーが外に向いている、
つまり部下に対しての見方が偏るのは
結果に対する焦りと同時に「自分は正しい」という思いがあります。
なぜなら、焦りに対して「どうして?」の理由が
自分の正しいと部下の言動のギャップにあると考えてしまうからです。
そうなるとそのギャップを埋めたくなります。
ギャップを埋めることが結果につながる。
つまり、悪い所を探すようになります。
それ自体は自然の思考ですが、
やはり偏り過ぎるのは良くありません。
自分が正しいと言う思いも
自信を持つことは大事ですが、
バランスが崩れるとパワハラに向かいます。
相手(部下)を見る目も偏ります。
良い所(長所)も見えなくなります。
結果を出すためには
短所を無くすことも大事ですが、
それ以上に長所を伸ばすことが大事です。
これは本人のためだけでなく、
結果を出すためにはとても重要なことであり、
特に企業活動においては
短所が無いよりも長所が突出している方が
継続的な成長のためには大切な要素となります。
確かに短所の無い方が組織運営は楽になります。
しかし、その気持ちが思考の偏りを生みます。
「うまく(楽に)組織運営をしたい」
という欲求と、
「結果を出し続けなければならない」
というプレッシャー。
それが偏った思考を生みます。
そして、それが空回りを続けると、
2つ目の自分に対しての視点となります。
自分の悪い所しか見えなくなる。
つまり、自信を失ってしまいます。
「自分は管理職としてダメだ」
「自分は部下に信頼されていない」
「部下は私を認めていない・・・」
一度自信を失うと、
自分自身でそれを回復するのは
簡単ではありません。
そんな時はもっと周りに頼ることです。
なぜなら、自信を失っている時は
当然気持ちも消極的になり、
決断がなかなか下せなくなります。
結果的に時間をムダにすることとなり、
自分にとっても部下に取っても最悪だからです。
しかし、上司(管理職)という立場が
人に頼ることにブレーキを掛けます。
それが、さらに状況を悪くしていき、
自信を取り戻すきっかけを失うことになります。
部下に対しても自分に対しても
悪い所しか見えない状態は
プレッシャーやストレスにより
思考が歪みバランスが崩れた状態です。
まずそれに気づくことが必要です。
それを促すのが謙虚さであり自信です。
「自分は今バランスが崩れているかも・・・」
「でも、バランスを取り戻せば実力はある・・・」
「なぜなら自分は認められて管理職になったから」
謙虚さと自信のバランスが大切なのです。
もし、部下や自分の悪い所ばかりが見えていたら
一度立ち止まって謙虚に自信を持って
振り返ってみてください。
必ず思考の歪みが見つかります。
すぐに歪みは無くならないかもしれません。
そんな時は人に頼ることも必要です。
歪みに気づけばできるはずです。
謙虚に自信を持って振り返ってみてください。(^^)
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仕事をしていると悩みは尽きません。
悩むこと自体が悪いとは思いませんが、
それで自己の能力を発揮できなくなると、
自信もなくなりさらに悩みが増えることになります。
そんな悪魔のサイクルに陥らないためにも
行動することが大事なんです。
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さて、今回のテーマは
【悩んでいる時こそ行動する!!】部下編
をお送りします。
「仕事を通して悩みがまったく無い」
そう言う人は珍しいかと思います。
少なからず誰もが悩みを抱えています。
多くの人は「悩みが無くなれば楽なのに」
と思っています。
でも、悩みが無い状態ってどのような状態でしょう。
人間関係がすべて良好で、
仕事も順調で、
お金の心配もない。
全てが思い通りに進んでいる。
・・・
少し違和感を覚えませんか?
実際に周りから見ると全く悩みがなさそうな人でも
何らかの悩みを抱えています。
人は満足した状態を続けられません。
人にはどんな状態でも欲求が生まれてきます。
(悟りを開いた人は別かもしれませんが・・・)
だから、悩むというとはその欲求が
叶えられていない証拠でもあり、
それを叶える道筋が見えない時です。
では、欲求が叶えられないと悩みは消えないのか。
そんな事はありません。
その欲求そのものをあきらめてしまえば悩みもなくなります。
でも、悩むほどですからそう簡単にはあきらめられません。
そもそも人はそんな自分の欲求を
自在にコントロールすることはできません。
ならば、それを超える欲求を見つけることも
一つの方法と言えます。
それができれば今の悩みは気にならなくなります。
しかし、なかなか理屈通りには行きません。
なぜなら無意識に思い出してしまったり、
職場であればその場面が訪れるからです。
特に人間関係が悪いことによる悩みのような
ネガティブな状態を解消したいという欲求は
事あるごとに訪れて感情に訴えかけてきます。
つまり、意識的に欲求を消すのは
理屈では分かっていても感情的に難しいのです。
しかし、感情とはあいまいなもので
時間によって感情の変化が訪れます。
それによって悩みが無くなることがあります。
もちろん全てではないですが、
いくつかの悩みは時間と共に消えていきます。
「悩んでいたことが気づいたら忘れていた」
そんな経験はないでしょうか?
人は時間と共に思考も変化し、
悩みも徐々に薄くなっていきます。
様々なことが悩みを薄めてくれるのです。
「時間が経てば気にならなくなる」
そんな風に楽観的に思うだけでも
少し気持ちが楽になることもあります。
しかし、これは性格や悩みの内容によって変わりますし、
日々眠れない状態が続いたりすれば
体調を崩し仕事にも支障をきたします。
そこで、今回のテーマでもある、
行動することです。
行動すると言うと
まずは誰かに相談すること。
しかし、相談って意外とハードルが高いと
感じている人が多いです。
相談できないから悩んでいるという人もいます。
そこで行動のハードルを下げます。
その行動とは話すこと。
悩みを誰かに伝えることです。
しかし、話すのも相談も同じ。
そんな風に身構えてしまうかもしれません。
では、もっとハードルを下げて、
愚痴を言うのはどうでしょう。
悩みを解決しようとすると
かしこまって話をすることになりますが、
ここでの行動は悩みを愚痴として話すだけ。
「愚痴を言うなんて建設的ではない」
と思うかもしれません。
確かにこの時点では建設的ではないかもしれません。
でも、何も行動しないよりも、
まずは第一歩を踏み出すことです。
愚痴を言うことでストレスが少し解消され
思考の柔軟性も良くなります。
しかし、愚痴を聞く方は時としてストレスになります。
そこでとても大事なことがあります。
これが肝と言っても過言ではありません。
それは愚痴を聞いてくれた人に
必ず感謝の気持ちを伝えることです。
「愚痴を聞いてくれてありがとう」
愚痴を聞いてくれた人に対して
感謝の気持ちを持つのは当たり前なのですが、
この感謝を伝えることが愚痴を言っただけで終わらせない
自分にとってもとても大事なこととなります。
なぜなら、感謝の気持ちをしっかりと伝えると、
自分の中の悩みに対する見方が変わり、
何に悩んでいるかを気づくキッカケになるからです。
ここでのポイントは声に出してしっかりと感謝の気持ちを伝えること。
「悩みを解消してもらったわけでもないのに・・・」
そんな風に思ってはいけません。
相手が聞くだけでなく、
同じように愚痴を言い合っていたとしてもです。
騙されたと思って、“愚痴”と“感謝”
これをセットで行動の第一歩としてトライしてみてください。
もちろんしっかり相談できれば愚痴る必要はありません。
悩みを解消するという目的を持つ前に
行動することを目的とする。
いや、感謝するために愚痴を言う。
ぜひ、感謝してみてください。(^^)
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まだまだ能力が眠っています。
思考のブレーキを解き放ちましょう。(^^)
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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JUGEMテーマ:ビジネス
1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。
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人には理屈を越えた、感情があります。
ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変われます。
ちょっとした心遣いで、人は大きく変わります。
●今回のテーマは●(本文は約5分で読めます)
【悩んでいる時こそ行動する!!】(上司編)
◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2024.1.17>─
上司の心得、部下の心得 ◆ 919号 ◆
────────────────────────────────◆○◆
こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
前回のテーマで、
“納得して妥協するまでもがいてみよう!!”
とお伝えしました。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、
必死なって悩むだけでは納得感は生まれません。
今回は納得感を得るためのテーマでもあります。
今週も最後まで、お付き合いください。
ご指摘・ご意見・ご要望・ご感想などお気軽にお寄せください。
E-mail: info@nksouken.com
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さて、今回のテーマは
【悩んでいる時こそ行動する!!】上司編
でお送りします。
「管理職になって悩むことが増えた」
そうおっしゃる方はとても多いです。
管理職は“決断することが仕事”
と言っても過言ではありません。
常に決断を迫られます。
しかし、その決断が難しい。
様々な要素が絡み、人間関係もあり、
簡単には決断できないことだらけです。
悩みは尽きません。
しかし、部下の立場からすれば、
「決断できない上司」が最も大きな不満として挙がってきます。
仕事に着手するためには必ず決断しなければならず、
どんなに効率化しても、着手が遅れれば仕事は遅れます。
結局、部下が自ら最小のリスクを考えながら着手する。
部下からしてみれば、
「責任も権限もないのにどうして・・・」
と不満を募らせます。
部下からは上司がどれほど悩んでいるかなど理解できません。
「上司としての仕事をして欲しい」
それしかないのです。
それは、自分が部下の立場だった時を思えば、
十分に理解できると思います。
実際に多くの方は、「自分が管理職になったら・・・」
と思っていたはずです。
しかし、管理職になれば、
「簡単に決断できればやっている・・・」となります。
管理職になって初めて分かることです。
だからと言ってそれでいいわけではありません。
だから、悩みます。
しかし、悩んでいても時は流れます。
仕事の着手は遅れるだけです。
いい加減な決断はできない。
でも、早く決断しなければいけない。
この相反する状態が悩みとなります。
そこには、「ちゃんとした決断をしなければならない」
という制約が思考を縛っています。
当たり前と言えば当たり前です。
いい加減な決断ならすぐにもできます。
しかし、ちゃんとした決断には情報も必要ですし、
その情報をしっかりと整理して総合的に判断しなければいけません。
さらに、早く決断しなければ、情報の鮮度はどんどん落ちていき、
選択肢も限られていってしまいます。
実は悩めば悩むほど、自ら決断できる範囲が狭まり、
最終的には残った選択肢で決断するしかなくなります。
それが常に緊急度に追われる
自転車操業的な仕事のやり方になり、
管理職はプレッシャーとしてつじつまを合わせる。
ネガティブなプレイングマネージャーの誕生です。
すると、自ら日々忙しく業務をこなすことで
管理職としての悩みは薄くなっていきます。
ネガティブなプレイングマネージャー状態から
抜け出せなくなっていきます。
これは厳しい言い方をすれば、悩みから逃れるための思考です。
管理職として決断するという本質から逃げています。
どんなに悩んでいても、放置すれば時間と共に
その悩みは必ず消えます。
なぜなら、時間が経てば結果が出るからです。
そして、その結果は望むものではありません。
当然と言えば当然です。
ですから、少しでもその結果を良くしようと奔走する。
それが、ネガティブなプレイングマネージャーです。
さらにそれをあきらめてしまうと、
部下に対して責めるようになっていきます。
その行きつく先が、パワハラです。
悩んでいる時こそ行動の時です。
一人で仕事をしているのなら構いません。
全て自己責任です。
しかし、組織で仕事を進めている以上は
権限のある人(決断すべき人)が
止まっていては組織は止まります。
または勝手に動き出し、
各所で都合のよい決断が始まります。
結局、その尻拭いをすることになります。
悩んで決断を下せないのは、
まだその能力が備わっていないと言うことです。
情報収集能力かもしれません。
情報整理能力かもしれません。
情報分析能力かもしれません。
また、
調整能力かもしれません。
発信能力かもしれません。
リスクへの思いが強すぎるのかもしれません。
何かが足りないと謙虚になることです。
そして、それを補う行動をとること。
部下にはよく「相談しろ!!」と言っているはずです。
管理職だって、相談すべきです。
それは自分のさらに上司であっていいですし、
部下であってもいいと思います。
しかし、それを拒んでいるのが管理職としてのプライドです。
「管理職として・・・」
無理をしてしまいます。
「まったく無理をするな」とは言いません。
しかし、組織運営と天秤にかける必要はあります。
まずは謙虚に自分を見つめ直すこと。
そして、悩んでいる時点で必要とあれば、
なりふり構わず相談すること。
自分の責任を果たすための手段です。
“悩んでも結論が出ない!!”
それは今の時点では実力不足と言うこと。
謙虚に行動に移しましょう。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
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【編集後記】
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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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Webセミナー(録画版) 職場の心理学シリーズ 第2弾
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