■上司の心得、部下の心得■694号【インプットのKPIはありますか!?】(部下編)
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人には理屈を越えた、感情があります。
ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。
ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。
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【インプットのKPIはありますか!?】(部下編)
◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2019.8.21>─
上司の心得、部下の心得 ◆ 694号 ◆
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こんにちは。
組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。
今週はお盆休み明けで、長期休暇でゆっくりできたと言うよりは
どっと疲れが出ている方が多いのではないでしょうか。(^^;)
働き方改革だけでなく、休暇の取り方改革も必要ですよね。
いっぱい働いて!!、いっぱい休む!!
メリハリが大切ですね。
今週も最後まで、お付き合いください。
代表 瀬川裕之 著 経営者、管理者向け
「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜
働き方改革のために真の現状把握を!!
『職場診断アンケート』
社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
⇒ http://www.nksouken.com/investigate.html
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さて、今週は【インプットのKPIはありますか!?】部下編をお送りします。
以前、「着手に拘ろう」と話したことがあります。
仕事をする上で、着手しなければ何も始まりません。
その上で、最も重要なことは何か?
それを明確にするのが、
“インプットのKPI”です。
「これをやらなければ結果に繋がらない」
妥協してはいけないことです。
実はこの妥協してはいけないことを
多くの理由で蔑ろにしていることが多く、
それが結果的に遅延になったり、
成果に繋がらない状況を作っています。
「時間がない」
「予算がない」
「人が足りない」
「会議が多い」
「計画にムリがある」
「他の業務と輻輳している」
理由を挙げればキリがありません。
そして、そのほとんどは自分の責任ではない・・・。
そうと思っています。
なぜなら、
「ちゃんとその状況を上司に言っている」
「上司はその状況を分かっている」
「この状況では仕方がない」
からです。
だからと言って、不満が消えるわけではありません。
逆に不満は募るばかりで、仕事は楽しくはありません。
そこで、組織として妥協しないために、
せめて妥協することになったとしても
納得して妥協するために、
“インプットのKPI”を設定するのです。
キーとなるアクションを明確にするのです。
多くの組織では上下間や組織間で
このキーになるアクションの認識がズレています。
「分かっていない!!」
組織インタビューで必ず聞かれる意見です。
それにより納得できない妥協が続き、
モチベーションの低下に繋がっています。
そのズレを“インプットのKPI”と言う形で
アウトプット(表現)することで互いに認識し、
是正することから始めるのです。
そのためには自分の業務のことをよく考えることです。
知っているのは当たり前です。
成功ストーリーを描き、
結果との因果関係を明確にする。
自分の業務が本当に理解できれば、
自信が生まれ、仕事はもっと楽しくなります。
もちろん結果もついてきます。
「これをやらなければ結果に繋がらない」
逆に言えば、
「これをやれば結果に繋がる」
それが“インプットのKPI”です。
因果関係をしっかりと考えて、
具体的な“インプットのKPI”を設定してください。
業務の理解度が数倍上がりますよ。(^^)
今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!
◆今回の心得◆
仕事が分かれば、仕事は楽しくなっていく!!
代表 瀬川裕之 著 経営者、管理者向け
「当たり前のレベルを上げれば、組織は必ず強くなる」
〜 組織管理から組織マネジメントへ 〜
働き方改革のために真の現状把握を!!
『職場診断アンケート』
社内風土と組織内の意識格差を客観的に分析
⇒ http://www.nksouken.com/investigate.html
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【編集後記】
妥協したくない。妥協せずに仕事をしたい。
そんな風に考えている方もいるでしょう。
しかし、仕事をする上で妥協がゼロになることは
たとえ独立したとしても叶えられないと思います。
だからこそ、納得して妥協することが大切ですし、
それは、どれだけ考え、行動したかと比例すると言えます。
信念と柔軟性のバランスが難しいんですけどね。(^^)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も笑顔の一週間でありますように!!
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JUGEMテーマ:ビジネス
- 2019.08.21 Wednesday
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- by NK総研/瀬川裕之