■上司の心得、部下の心得■580号【ストレスが伝染する!!】(上司編)

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    この記事は、メールマガジン『上司の心得、部下の心得』にて発信したものです。 
    1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。 

    毎週水曜日12:30に配信しております。 


    ご興味のある方は、こちらから登録して下さい。

     


    人には理屈を越えた、感情があります。

     

    ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。

    ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。

     

     

    ●今回のテーマは●(今回のテーマは約6分で読めます)

     

    【ストレスが伝染する!!】(上司編)

     

    ◆○◆────────────────────────<2017.5.31>─

     

    上司の心得、部下の心得  ◆ 580号 ◆

     

    ────────────────────────────────◆○◆
    こんにちは。
    組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!
    活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。

     

    今週は名古屋にお伺いしているのですが、新幹線で東京から約1時間40分。

     

    都内の満員電車や渋滞での移動を考えると、
    座って移動できるので意外と楽なんですよね。

     

    リニアモーターカーになれば、50分弱。
    開業が楽しみです^^

     

    今週も最後まで、お付き合いください。

     


    業務生産性の向上を目指し、組織の持つ“当たり前”をレベルアップ!!
    『活き活き組織構築プロジェクト』
     ⇒ http://www.nksouken.com/iskp.html

    ────────────────────────────────◆○◆

    さて、今週はテーマ【ストレスが伝染する!!】(上司編)をお送りします。

     


    昨今、メンタルヘルスを初めとする労働者の健康に対する問題が
    数多く取り上げられるようになってきました。

     

    事業者には労働安全衛生法(第3条など)の定めにより、
    労働者の健康と安全に配慮する義務と責任があります。

     

    そんな中で、心の健康がクローズアップされており、
    特に“ストレス”に対して大きな関心が注がれています。


    適度なストレスは、精神的には良いもので、
    仕事をする上でも集中力が増し、生産性を上げる効果があります。

     

    ちょっとピリッとして、良い緊張感がある職場です。

     

    上司としてはそのような空気を醸し出したいと
    思っていることでしょう。

     

     

    しかし、それも度を越えてしまうと、いつもピリピリして
    息をするのも気を使うような職場となってしまいます。

     

    ストレス過多の状態です。

     

     

    そのような職場では、
    誰も十分な能力を発揮することはできません。

     

    さらに、アンフォーマルな組織が形成されやすく、
    業務においては個人商店化が進み、
    情報の流れが悪くなり組織力は低下します。

     


    逆にストレスの全くない職場も考えものです。

     

    いつも和気あいあいした仲良し集団。

     

    これも高い生産性を維持することは難しく、
    妥協を生みやすく、人と組織の成長を鈍化させます。

     

     

    これらの職場の空気と言うのは、
    その場にいる上司(トップ)に大きく影響を受けます。


    よく、
    「うちの職場はどうも元気がない!!」
    「言われたことはやるけれど、チャレンジ精神にかける」
    「イエスマンばかりでどうしようもない!!」

     

    などと嘆く上司の方にお会いします。

     

     

    しかし、そのような組織を作っているのは
    紛れもなくその自分自身です。

     

    「前の上司の影響が大きくて・・・」

     

    という方もいますが、

     

    そのマネジメントスタイルを変えられないでいるのです。

     

    これが、「ストレスの伝染」につながってきます。

     


    職場の空気を決める上司は、ストレスを与える側であり、
    言わば“ストレッサー”です。

     

    そこで、どのようにストレスを与えるかが
    マネジメントとしてとても重要になります。

     

    ただストレスを与えるだけでは、個々の能力を発揮させたり、
    組織力を高めたりすることはできません。

     

     

    与えるストレスを上手く調整する必要があります。

     

    プレッシャーを上手く与えると言った方が分かりやすいでしょうか。

     

     

    ここで多くの方が、2つの過ちを犯してしまいます。

     


    一つは、ストレスの調整と言う行為すら行なわずに、
    自分のストレスをそのまま組織に吐き出してしまうことです。


    そこには組織マネジメントというものは存在せず、
    その上司自身に溜まったストレス量と発散具合で
    職場の空気が決まってしまいます。

     

    自己のストレスに起因する感情に左右されてしまっているのです。

     


    そして、もう一つは、相手を見てストレスを与えていないと言うことです。

     

    人によってストレス耐性は違います。

     

    同じ事を言っても、同じ態度をしても
    その受け止め方は違います。

     

    さらに、同じ人でもその時の状態によって
    受け止め方は変わってきます。

     

    それを理解せずに最適なストレスを
    与えることなどできません。

     

    それを可能にするのが
    日頃からのコミュニケーションです。

     

    情報もなしに一方的に行っても
    それはもう運任せでしかありません。

     

     

    つまり、

     

    1つ目は、自分を理解していない

     

    2つ目は、相手を理解していない

     

    と言うことなのです。

     


    その結果、多くの場合、
    過度なストレスが上から下へと伝染していきます。

     

     

    元気がない従業員は、より元気がなくなり、
    チャレンジ精神は圧力に押しつぶされ、
    よりイエスマンになってしまうのです。

     

    そして中間管理職も感情的になってしまう。

     

     

    上司の立場ともなれば、
    いろいろなストレスを抱えることになります。

     

    しかし、当たり前のことですが、
    そのストレスと組織に与えるストレスとは、
    全く別物でなければなりません。

     

    その当たり前のことを当たり前に行うことが
    容易ではないのです。

     


    ですから、自分を知ることが大切なのです。

     

    今自分がどのようなストレス状態なのか。

    イライラしていないか。
    焦っていないか。
    落ち込んでいないか。
    笑顔はあるのか。
    ネガティブになっていないか。
    などなど・・・

     

     

    自らの状態を客観的に振り返ってみる。
    さらに身近な人と話をしてみる。
    最後には思い切って部下に聞いてみる。


    ストレス過多の状態では自分の能力そのものも発揮できていません。

     

    それは、適切な判断や情報収集(話を聞く)はもちろん、

     

    コミュニケーションそのもののレベルも下がってしまいます。

     

    そして、それが組織全体に過度のストレスを与えることになります。

     

     

    つまり、ストレスが伝染していくのです。


    そして、それがまた自分のストレスとなる。

    まさに“悪魔のサイクル”です。

     

     


    これを天使のサイクルにするには、
    2つしかありません。


    一つ目は、自らを最適なストレスレベルにし、
    組織に最適なストレスを与える。

     

    2つ目は、自らのストレスレベルを知り、
    それを踏まえて、組織に最適なストレスを与える。

     


    ここで言う最適なストレスとは、

    個々が能力を発揮し、組織としての力を
    発揮できるようになるようなストレスであり、
    組織としての良い緊張感です。

     

     

    当然、一つ目の自らが最適なストレスレベルになればそれがベストです。

     

    しかし、継続的にそれを維持することは容易ではありません。

     

    ストレス解消法があると言っても限界はあり、やはり波はあります。

     

    だから、二つ目の己を知ることが大切になってきます。

     


    孫氏の兵法に

     

    “彼を知り己を知れば百戦殆うからず”

     

    という言葉がありますが、まさにこの通りです。

     


    特に自分は見えているようで見えていません。

     

    まずはしっかりと今を見ることです。

     

    そして、ストレスの連鎖を断ち切って、
    天使のサイクルを目指す。

     

    辛いところですが、
    組織をマネジメントするためには当たり前のことです。

     

    自分と周りをキチンと見れれば、
    自ずと答えは見えてきますよ^^

     


    今週はここまで!!

     


    ◆今回の心得◆

     

    自らがストレスの連鎖を断ち切れ!!

     


    業務生産性の向上を目指し、組織の持つ“当たり前”をレベルアップ!!
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    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
    【編集後記】

     

    よく会社帰りに一杯やって帰る人に話を聞くと、
    「会社でのストレスを家庭に持ち込まないため」
    「今日のストレスは今日の内に解消するのが一番」
    などという返事が返ってきます。

     

    心掛けは素晴らしいと思います。

     

    しかし、その行為自体が奥さんのストレスに
    なっていることも少なくありません。

     

    やはり相手を理解することが大切なんですよね〜^^

     


    今週も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
    今週も笑顔の一週間でありますように!!

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

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