■上司の心得、部下の心得■927号【目の前の壁をしっかりと見ていますか!?】(上司編)

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    この記事は、メールマガジン『上司の心得、部下の心得』にて発信したものです。 

     

    1つテーマに対して、上司と部下それぞれの視点で考えていきます。 
    毎週水曜日12:30に配信しております。 

    ご興味のある方は、こちらから登録して下さい。

     

     

    人には理屈を越えた、感情があります。

     

    ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変われます。

    ちょっとした心遣いで、人は大きく変わります。

     

    ●今回のテーマは●(本文は約4分で読めます)

     

    【目の前の壁をしっかりと見ていますか!?】(上司編)

     

    ◆○◆─ since 2006.02 ───────────────<2024.3.13>─

     

    上司の心得、部下の心得  ◆ 927号 ◆

     

    ────────────────────────────────◆○◆

     

    こんにちは。

    組織の当たり前のレベルを上げることで強い組織を構築する!!

    活き活き組織構築支援コンサルタント NK総研の瀬川裕之です。

     

    “順風満帆で何の心配事も不満もない!!”

     

    そんな状況を目指して頑張っているかもしれませんが、

    もし、そうなったとしたらそれは衰退を意味します。

    自らピークを作っているからです。

     

    私たちは常に上を目指さないと現状維持もできません。

    下りのエスカレーターに乗っているようなものですからね。

     

    今週も最後まで、お付き合いください。

     

     

    ご指摘・ご意見・ご要望・ご感想などお気軽にお寄せください。

     

     E-mail: info@nksouken.com

     

     

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    さて、今回のテーマは

    【目の前の壁をしっかりと見ていますか!?】(上司編)

    をお送りします。

     

    仕事を進めていく上で様々な問題が発生し、

    常に課題を突き付けられています。

     

    なぜか?

     

    それは上を目指しているからです。

     

    レベルを落とし、すべてを妥協すれば

    問題は発生しません。

     

    しかし、それでは勝ち残ることはできません。

     

    私たちは常に上を目指しています。

     

    では、具体的にどこを目指しているのか?

    どうなりたいのか?

     

    そして、その答えに対して

    具体的にどうアクションしているのか?

     

    大事なのは行動(アクション)であり、

    その行動(アクション)を決断する思考です。

     

    しかし、普段の業務の中では

    それを意識し続けるのは容易ではありません。

     

    なぜなら、日々の業務に追われ、

    先を見据えて決断することができないからです。

     

    “とにかく今の仕事をやるしかない!!”

     

    “目標を達成することが何よりも大事!!”

     

    そこに選択の余地はないように思われます。

     

    しかし、それは自らの決断を回避するための言い訳です。

    そして、それは自分が一番分かっているはずです。

     

    なぜなら、現状が自分の思い描く“ありたい姿”ではないからです。

     

    特に中間管理職の立場の方々はその想いが強いと思います。

     

    目の前には様々な問題が壁として立ちはだかっています。

     

    今はそれをすり抜けながらなんとか結果を出している。

     

    その象徴の一つが、自らがプレーヤーとなって

    結果を出しているプレイングマネージャーの存在です。

     

    これはあくまで私見ですが、

    プレイングマネージャーが多い会社は

    今の結果に翻弄され、問題を先送りしている傾向にあります。

     

    それこそ、自分が“やるしかない!!”状態です。

     

    さらに、問題(壁)は一つではありません。

     

    人材不足、スキル不足、計画の不備や変更、

    高い目標に対するムリな業務指示、

    機能していない仕組みやルール、

    ビジネスの足を引っ張る人間関係・・・。

     

    挙げればキリがありませんが、

    様々な問題(壁)が存在しています。

     

    それらに目を背けても問題(壁)は無くなるどころか

    ますます深く大きくなっていきます。

     

    しかし、なかなか取り組むことはできません。

    その理由は、可能性にあります。

     

    簡単ではないから今に至っているわけです。

    さらに、現時点では時間も人も余裕がない。

     

    つまり、「問題解決への取り組み自体が難しい」

    そんな風に考えてしまうからです。

     

    きつい言い方をすれば、“あきらめています”

     

    それによって、問題(壁)を詳細に見ることもやめてしまいます。

     

    “とにかく今できる事をやる!!”

     

    そんな思考が問題(壁)から目を逸らさせます。

     

    「時間に余裕ができたら・・・」

     

    そう言いつつも、それでは遅いことも分かっているはずです。

     

    放置すれば状況はどんどん悪くなっていき、

    自分自身を苦しめることになります。

     

    “問題は山積みだけど、結果は求められる!!”

     

    分かっているだけに苦しい立場です。

     

     

    そこで一つ意識して欲しいことがあります。

     

    それは、

    問題(壁)は個人の問題(壁)ではなく、

    組織、会社の問題(壁)であること。

     

    当たり前のことですが、

    これをまずはしっかりと認識してください。

     

    もちろん、管理職として問題と向き合う必要があるのですが、

    組織に潜在する多くの問題(壁)は

    個人では解決が難しいから残っているのです。

     

    まずは、問題を明確にすることが管理職としての役目です。

    これだけでも勇気のいることです。

     

    なぜなら、

    問題を明らかにすれば、解決を求められます。

     

    しかし、どちらにしても苦しむのは

    板挟みに合っている中間管理職です。

     

    まずは問題の存在を明確にすること。

    問題(壁)から目を背けないこと。

     

    課題化する(取り組む)かどうかはその後です。

     

    まずは目の前の問題(壁)をしっかりと見ること。

    そこから始めましょう。

     

    問題にしっかりと向き合うだけでも

    部下(現場)との関係は良い方向に向かいます。

     

    自分たちのことを理解してくれていると

    認識するからです。

     

    それが問題解決への力となります。

    問題解決こそ組織力の見せ所ですからね。(^^)

     

     

    今週も当たり前のレベルを上げていきましょう!!

     

     

     

    ◆今回の心得◆

     

    問題に向き合うことで組織は一丸となれる!!

     

     

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    【編集後記】

     

    管理職の方が頑張り過ぎている。つまり、ムリをしている。

    そう感じることが少なくありません。

     

    そんな管理職の方々の頑張りで

    何とか辻褄が合っていることも多いのですが、

    マネジメントに対する不満が多いのも事実です。

     

    「管理職になりたくない!!」

     

    そんな風に言われないためにも会社全体が

    もっとマネジメントの重要性を認識して

    管理職の方々が能力を発揮できる環境構築を

    意識して欲しいと願います。(^^)

     

     

    今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

    今週も笑顔の一週間でありますように!!

     

    ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

    JUGEMテーマ:ビジネス



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